謎の白い物体-Ⅱ



松尾の滝の最下部(2011年10月2日撮影)

所在地富山市粟巣野
粟巣野スキー場 アプローチ粟巣野スキー場から
登山口標高600m
標   高850m
標高差単純250m
沿面距離片道1.3Km
登山日2011年10月2日
天 候曇り
同行者平井、山中
コースタイム 粟巣野スキー場(40分)白い物体横<観測他1時間15分>(25分)粟巣野スキー場
合計2時間20分<偵察他1時間15分含む>


 あらためて「謎の白い物体」の偵察に向かう。今回も仕事を終えてからの出発。
 今回は平井さんの他に粟巣野在住の山中さんが参加。山中さんは、長年、雄山高校でスキーの指導をしてこられ、富山県の競技スキーに大きな影響を与えてこられた方です。


二つの沢が合流した地点でも水量
 

登山道からのぞむ松尾の滝最下部
 
 14時10分、ミレット前を出発。草の生えたスキー場を縦断して遊歩道(登山道?)に入る。
 遊歩道は百間滑から始まる。その百間滑の上で沢が合流している。右の沢にある滝が「龍神の滝」で左の沢にある滝が「松尾の滝」。


落差合計100mはあると思われる松尾の滝の最下部
 
 今までは龍神の滝しか知られていなかった。松尾の滝は遊歩道から離れ、木立に隠されていて見えなかったからだ。
 1段で40mの落差を有する龍神の滝には及ばないが、多段に折れた滝の合計が100mにも及ぶ松尾の滝の方がスケールが大きい。
 水量も格段に違う。


最下部の滝を右から高巻きする 
 
 松尾の滝の最下部の滝は目測15mほどだろうか。きれいな形をした滝である。直登するなら左側にクラックがあるのでそこからか?
 右側から(左岸から)高巻きする。灌木もなく草もはえていない土壁。滑り落ちた先は滝壺だ。かなりスリリング。


高巻きも灌木の少ない急斜面でかなり危険 
 
 踏み跡(足跡?)があるので、それをたどり、滝に1番近いところを行く。踏み跡を信じて行くが、危うい。
 誰がこんな所を歩いているのだろうと不思議だったが後で聞くとカモシカが歩いた獣道だとの事。危ねー。


落差20m程の中間部の滝
白い物体はその上の壁に貼りつている

 白い物体は岩壁に張り付いたものだった。対岸10mぐらいまで近づいたが正体不明である。
 20mザイルを持ち込んでいるので一番近い滝壺まで懸垂下降出来るかもしれないが対岸には登れないだろう。


上流部の滝
 
 白い物体の正体が解らないまま引き返す。帰りは万が一のためにザイルを出した。
 トラバース気味に登っていたのでザイルは滑ったときの握力任せのものでしかなかったが心の支えにはなった。


対岸10m程の所からみても実態は不明
 
 今回も白い物体(白い壁)が何なのか解らなかった。粟巣野集落の人の話では、少なくとも40年前からそこにあった。
 そして誰もそこに行った事がないと言う謎の白壁である。


ギリギリまで近づいて横から撮影
 
 謎が解明されなくてよかったのかもしれない。そこは鍬崎山のすそ野である。佐々成政の埋蔵金伝説に関係があったとしたら...ロマンに満ちた思いを馳せるのもまた、楽しい。