医王山



医王山大沼(おおいけ)(2007年8月11日撮影)

所在地石川県金沢市、富山県福光市
登山口 アプローチイオックス・アローザスキー場から(今回は工事中だった)
登山口標高850m
標   高730m
標高差単純△120m 累積(+)455m 累積(-)575m
沿面距離5.3Km
登山日2007年8月11日
天 候晴れ
同行者BOW
コースタイム 夕霧峠(15分)白兀山<休憩35分>(40分)鳶岩(30分)大沼<休憩1時間30分>(5分)三蛇ヶ滝<休憩5分>(10分)森本川<休憩20分>(30分)堂辻登山口
合計4時間50分<休憩2時間30分含む>


 気になっていても登れない山というのがある。医王山もその中のひとつだった。行き先も決まらない8月11日、BOWから誘いがかかる。
 ゆっくり9時過ぎに家を出た。福光のバローで買い物を済ませイオックス・アローザスキー場から百万石道路を目指す。


夕霧峠にある休憩所兼展望台に車をデポ
 

休憩所から30m程北側に登山口がある
 
 ところが途中、工事中で通行止めとなっていた。手持ちの富山県地図もちょうどこのあたりが頁の境でよく分からない。時間がないので拝み倒して通してもらう。
 展望台は行き止まりになっているので、戻って右に曲がる。すぐに奥医王山への登山口に出る。看板を見ているうちに真っ直ぐ行ってはいけないような気がした。
 右上に見える展望台の様なところへ上がってみると道路は先へと続いていた。こちらを選ぶ。


地図には載っていない「埋造新道」分岐
 

白兀山(890m)頂上
 
 高い方を選びながら走ると1回では曲がりきれないヘアピンカーブがある細い道となり、三千坊展望台へと出てしまう。
 行き止まりなので戻って先に進む。国見ヒュッテ近くでBOWから電話が入った。今から家を出るという。(何?今から家を出る!) まあいい。国見ヒュッテで待つことにした。
 国見ヒュッテの管理人さんは気さくな方で、お茶をご馳走になりながら、医王山の事を色々教えていただいた。


この季節に低山は暑い...暑いぜ...
 

鳶岩から大沼(おおいけ)を見下ろす
 
 堂辻登山口に車を1台デポして夕霧峠に向かう。登山靴を忘れて、堂辻まで戻ったりで夕霧峠登山口を出発したのは12時10分だった。
 遅い出発は今までもあったが午後の出発は初めてだ。12時30分、中尾新道分岐を通過。直後の12時35分、白兀山に出る。
 歩き出して25分だが、時間はお昼。軽く休憩を入れる。鯛焼きとデラウエアはビールに合わなかった。


鳶岩に立つBOW
 

鳶岩からこのようはクサリ場が100m程続く
 
 医王山は分岐する道が多く地図がないと迷いやすい。全体が分かっていないので「大池平」や「覗」「中尾新道」への分岐に出る度BOWに任せる。
 13時50分鳶岩の上に出る。見下ろすと大沼が箱庭のようだ。鳶岩はちょこんと尖った岩で、どうと言うことはないのだが登らないと気がすまない。子供みたいだと思う。
 鳶岩から100m程が急な岩場の降りとなっている。ガイドブックには「降りのコースには使うな」とか「雨の日は行くな」とか書いてあるところだ。


蛇になったお姫様が住むという大沼
 

この大きな建物は水洗トイレ
 
 岩は乾いていて難コースとは思えず、前を向いて歩いて降りる。クサリも必要ない。ガイドブックには45度と書いてある。体感的にはそれ以上ありそうで、大沼から見ても50度以上ありそうに見える。
 降りきってから少しい登り返して14時20分、大沼に到着する。池のまわりに広い草原があり、きれいなトイレもある素敵な休憩場所だ。


「この木、なんの木、不思議な木~♪」という歌を思い出すほど魅力的な大きな木があった

 
 ここまで車が入るようで轍の跡があった。その車道の方から手ぶらの若者が4人やってくる。車で来たのかと聞くと歩いてきたという。
 鯛焼きとパンを差し入れる。うれしそうだったが4人では足りなかったかもしれない。


本日のメインディッシュは冷やしうどん
 

ちょっと寄り道した三蛇ヶ滝
 
 1本しかない缶ビールを、飲めないと言っていたBOWに少し盗られてしまう。この暑さの中、ものすごく物足りない気分だった。
 本日のメインディッシュである冷やしうどんに刻みネギと刻みミョウガ、それに刻みショウガを載せる。新ショウガは摺り下ろすより刻んだ方が美味しいようだ。


マツオ谷蛇尾谷権助谷を集めた森本川を渡る
 

んっ? こんな所で何を...言えない...
 
 15時50分、大沼を後にして三蛇ヶ滝に向かう。高さ7mほどの斜めに落ちる滝だった。オロロに刺されてすぐに退散する。
 鳶岩分岐から森本川の左岸を行く。丸く深い滝壺が見えるのは三蛇ヶ滝の上にある白姫滝らしい。ガイドブックには「このへつりは最大の難所で、雨天時は歩くな」と書いてある。
 確かに道は登ったり降ったりと不明瞭で、もう少し整備が必要だと思われる。だが距離は短く、すぐに森本川へと降りる。


最後は堂辻登山口にもどる
 

医王山国見ヒュッテ
 
 森本川を渡り、急な梯子坂を130mほど登ると道はなだらかになり道幅もひろがる。金山峠を越えて、なだらかに降ると堂辻登山口である。17時ちょうどだった

 どちらから廻った方がいいかは一長一短有り、何とも言えない。鳶岩の降りと、梯子坂の降りは、どちらが危ないか微妙だ。
 堂辻から入ると核心部を過ぎた後半が間延びしてしまうかもしれない。各パーティーの好みで選ぶしかないようだ。


国見ヒュッテ前から見下ろす砺波平野

 三国ヒュッテに戻り監理人のおじさんに報告する。「5時までだが今日は泊まりなので...」と言いながらお茶をご馳走してくれた。
 「山は高きが故に尊からず」と言う言葉がある。医王山も奥医王山が最高峰だがそれよりも低い鳶岩や大沼の方が面白い。こちらがメインコースだろう。

 時間も遅く、秘湯巡りは次回のお楽しみとなってしまった。秘湯中の秘湯だと言っていたがどこへ連れて行くつもりだったのだろう。気になる...